女性ホルモンの波をうまく乗りこなせればストレスもリバウンドも最小限に抑えながらダイエットを成功させる事ができます。
もし今までダイエットをしてこられた方の中で挫折を経験した方は改めてこの仕組をきちんと理解すればより自分の身体の事をわかってあげれると思います。
ただ痩せるだけ。いいえ『美しく痩せる』をキープし続けれる痩せ方を紹介します。
これを読んだら早速実践!
ダイエットの勝負は生理後から排卵まで
ダイエットを決意した時ってどんな時ですか?
- 好きな人ができた
- 服が合わなくなった
- 水着を着ないといけなくなった
- 人に指摘された
- 健康診断の結果を見て
↑これでわかるようにダイエットに駆り立てられる時は人それぞれ違うのです。
あなたをダイエットに駆り立てる気持ちとは裏腹にダイエットを始めるのに適した時期とそうでない時期が特に女性は顕著である傾向にあります。
それを左右しているのが女性ホルモン。女性ホルモンは妊娠出産をする女性にとっては大切ですがダイエットとなるとここをクリアにしておかなければ成功の道はありません。
■痩せるホルモン(エストロゲン)■
生理直後~排卵までに最も分泌が高まります。
この時期が最も脂肪の燃焼が効率的で無理なく痩せれる期間になります。
月経前から続く不快症状などが嘘のようにスッキリしむくみも取れるだけでなく、気持ちも前向きになるのでこのタイミングをしっかり掴んで体重を落とすことが重要です。
- いつもの運動量よりも運動量を増やしてダイエット効果を高める
- この時期は筋トレで筋肉量を増やしておけば基礎代謝もupするのでちょっとキツめの筋トレメニューをこなす
- 注意したいのが食事。この時期代謝モードになっているので食事制限をするのはマイナス。食事制限はホルモンバランスが崩れる原因になるので食事は3食バランスよく
- 甘いものやお菓子の摂取はこの時期頑張った事が全て水の泡になるので控える
注)痩せやすいからと言って決して食事を抜いたり減らしたりすることは逆効果!です。
排卵後の身体に過度に期待しない
次に排卵後からの女性の身体はとにかく溜め込みモード全開。
ダイエットがことごとく失敗するのもこの時期です。
- 食欲のコントロールが難しくなる
- 水分を溜め込むのでむくみやすい
- 体重も増える
- 運動の効果を感じづらい
- 精神的にイライラする
- 甘いものを欲する(脳の神経伝達物質であるセロトニン不足!)
この時期は体重計に敢えて乗らないというダイエッター上級者もいるほど。
体重を見て絶句するくらいなら見ないでこの時期を乗り越えたいですよね。
■太るホルモン(プロゲステロン)■
排卵後から除々に増え始め生理が始まると落ち着きます。
疲れやすい、イライラ、むくみ、大腸蠕動運動低下、自律神経の働きが鈍くなる期間
- 激しい運動よりも有酸素運動やリズム運動に切り替える
- 必須アミノ酸であるトリプトファンを摂取(イライラ改善や自律神経の安定につながるだけでなく眠りの質にもいい)
- 夜よく眠る
- 無理に頑張ろうとせず焦らない(空腹時はハーブティーやナッツを取り入れる)
- 1日の食事回数を3回から5回に増やして1回で摂取するカロリーを分散させる
- 身体を温める食材を選ぶ
女性がダイエットできる日はわずか1週間ほどしかない!?
痩せる為には痩せやすい期間よりもむしろ痩せにくい期間をどう過ごすかによってダイエットが成功するかどうかの分かれ道になると思ってください。
この時期はホルモンの仕業だと思ってください。だからといって諦めモードになるのではなく生理というリセット後に訪れる準備段階として粛々とやるべき事をこなしていきましょう。
これが女性がダイエットを成功させる最短の秘訣です。
食事制限ダイエットを実践中の方 ⇒ ウォーキングや運動をこの時期こなしましょう
運動ダイエットを実践中の方 ⇒ いろいろな食材を盛り込みつつ食事制限をしましょう
何もしていない方で痩せないといけない方 ⇒ 完璧に痩せる体質改善ダイエット→