筋肉がつくメカニズムを理解しておくことで、効率よく筋肉をつけることができます。
キーワードになるのは「筋肥大」で、筋肉の繊維を太らせることが筋肉のつけ方として重要な点になります。
筋肉に大きな負荷をかけると、速筋(白筋)に細胞単位の小さな傷がついて、この傷を修復することで以前よりも繊維が太く成長します。
これを繰り返すことで、しっかりとした筋肉を身につけることができます。
筋肉がつくプロセスって?
筋肉がつく順番は、大きな筋肉⇒小さな筋肉、です。この逆は起こりません。
大きな筋肉というのは胴体、つまり体幹部分で、腹、背、臀部、太もも、のあたりを指します。
小さな筋肉はそこから伸びていく筋肉で、ふくらはぎや腕、首、などの筋肉のことを指します。
最初に体幹をしっかり鍛えておくことで、小さな筋肉がつきやすくなります。体幹の筋肉がつくと、筋力アップ効果のある男性ホルモンのテストステロンの分泌が促されますし、体幹を鍛えることでバランス感覚がアップしてトレーニングしやすくなるからです。
筋肉の付け方がよくわからない
自分で筋肉のつけ方がよくわらかないという場合には、ジムに通うのがおすすめです。
ジムであれば専属トレーナーがついて教えてくれるので、無理をしてケガをしてしまう心配も減りますし、正しいフォームを身につけることができます。
特にベンチプレスなどケガの危険性が高い器具を使う場合には、トレーナーがいないと大怪我をしてしまう恐れもあるので注意しましょう。
筋トレは、継続的にやらないと効果は出ません。
1日だらけて寝ているだけでも、筋肉はすぐに衰えてしまいます。
長続きしない原因は、最初から頑張りすぎることが原因のこともあります。最初は自分のペースをはかるようにしてトレーニングして、徐々に強度を上げていったほうが良いでしょう。